感動する心はピアノ演奏になぜ必要か
藤沢市にある、ピアノ・リトミック教室の藤沢ピアノ音楽教室です。
藤沢ピアノ音楽教室では、大人の生徒さんも楽しくレッスンに励んでいらっしゃいますが、やはり大人の方は向上心が強いですね。
「毎回レッスンに来るたびに、新しい発見と驚きがあって、レッスンに来るのがとても楽しいです!」
そんな嬉しいコメントを頂いています。
私も、大人の生徒さんとのレッスンはとても楽しく、毎回笑いの絶えないレッスンをさせて頂いています!
子供は子供の、大人は大人の良さが、沢山あります。
よく大人の方が言われるのは、「子供は練習時間が沢山ある」「子供は吸収率がよく、伸びしろが大きい」「人前でも緊張しないで弾ける」etc…
でも、大人にだって沢山良さはあるのです。
「頭を使って、考えて弾くことが出来る」「大人の精神性でもって、曲を捉えることが出来る」「大人の演奏が出来る」etc…
あまりピンと来ない方もいらっしゃると思いますが、Beethovenの晩年の作品は、よく若者には弾けないと言われたりします。
それは、物理的に弾けない、という事ではなくて、精神的に未熟であるために曲を本当の意味で解釈して演奏することが難しい、という事なのです。
私の大好きな大尊敬するピアニストの一人、リヒテルの演奏ですが、こんなに著名なピアニストでも、若い時の演奏と円熟味を増したときの演奏では全く違います。
心が何を感じ、何を表現したいのか
年齢を重ねると良い事が沢山あります。それは、若い時よりも経験値が上がり、色々な角度から物事を考え、捉えることが出来ること。
そして、沢山の社会経験を通して自らの精神性も高まっていきます。
それが、知らず知らずのうちに自らの思考に、演奏に反映されていくのです。
では、若い人や子供はそれに太刀打ちできないのか?と言ったら、そういう事では決してありません。
若い人は、若い人の感受性の豊かさ、柔軟性でもって養える力はありますし、感性には年齢の壁はないと思っています。
ピアノの練習は、ピアノだけじゃない
ピアノが上手に弾けるためには、ピアノの練習ばかりしていても実はダメで、自らの感性を鍛えなければなりません。
ウィーンに留学していた頃、とても上手なオーストリア人のピアニストがしていた事は、読書や美術館巡りでした。
勿論、ピアノの練習もしていたと思いますが、それと同時にしていた事は、自らの”感じる心”を養う事でした。
ピアノの世界で生きてきた私達にとっては誰もが知っている事ですが、恐らくこのBlogを読んでいる方の中には初耳の方も多い事と思います。
上記コメントは、コンクールで賞を受賞したHさんママからのメールなのですが、どうして審査員の先生がこんな事を言ったのか、お分かりになりますか???
感性はピアノの練習だけでは養えない
ピアノを美しく演奏する時に最も大事なのは、テクニックではありません。
音楽を心で感じ、それを表現していく事です。
心が敏感に何かを感じ取れない様では、人の心を動かす演奏は出来ませんよね。
何かを見たり聞いたりして感じる心は、人それぞれ。
綺麗な絵だなと思う方もいれば、この絵は嫌いだわと思う方もいます。「良い悪い」という事ではないのです。
心は何を想い、何を感じるかが大切なのです。
その感性は、もって生まれたものの部分もありますが、日々の生活の中でも更に養うことが出来ます。
でも、良い感性を持っているだけでもだめで、それがより豊かになるように、日々磨いていく必要があります。
美術館巡りや読書をして、様々な心の動きを感じる事で感性を磨いていくことが出来ますが、忙しい毎日の中でそんなことをしている余裕はないですよね。しかも、小さなお子さんには、ちょっと難しい話でもあると思います。
でも、感性を磨くことは決して難しい事ではないのです。
ちょっとのアンテナを日常生活の中に張り、美しい、美味しい、綺麗、といった心の動きに意識をするだけで良いのです。
小さなお子さんに対しては、是非周りの大人が声がけをしてあげて下さい。
美しいもの、悲しいもの、楽しいもの、涙が出そうになることなどの体験を、大人が口に出して子供たちに教え、伝えていくのです。
ピアノが上手になる為には、実は沢山の要素が絡んでいます。
そんな沢山のヒントを、藤沢ピアノ音楽教室ではレッスンでお伝えしています。
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