美しいピアノを奏でるために最も大切な事

藤沢市にある、ピアノ・リトミック教室の藤沢ピアノ音楽教室です。

日々のピアノレッスンでは、生徒さん達の頑張りから沢山の学びを得ていますが、本当に皆さんとても良く練習してきてくれます。

そんな生徒さん達の姿を見ていると、

「もっとピアノが上手に、楽しく弾けるようにしてあげたい！！！」

という気持ちで一杯になり、指導にも熱が入ります。

指導アイデアも沢山湧いてきますし、こうしたらもっと上手に弾ける！というアイデアも沢山湧いてきます。

それでも「もっと的確な指導法があるのではないか」と、日々悩み、研究し続けていますが、先日素晴らしい指導スキルをお持ちの先生が講座を開かれると聞き、やっとの事で受講してきました！（コロナで延期になっていました）

「音楽は音で勝負する」

まさに私がウィーンに留学していた時に追求していた、私自身の永遠の演奏課題であるテーマ。

講座で先生が終始力説をしていたのが、この「光り輝く音」のお話でした。

コンクールや音楽高校・音大受験を目指す生徒さんにはよくお話をするのですが、審査で最も大事な事は、ノーミスで弾く事ではありません。

・どのような音で

・どのような音楽を奏でる事で

・審査員の心を瞬時に惹きつけられるか

ズバリ、大事なのはココなのです。

音符を音にするという作業ではなく、音符の連なりに音楽を感じ、心でその音楽を感じ、表現をしていく事。

それが大事なのですが、その中でも最も大事なのは「音色」です。

曲の雰囲気に合わせて、音の質も変えていかなければ、その曲の魅力は引き出せません。

「これは明るい曲？暗い曲？」

生徒さんによく問いかける質問ですが、たったこれだけの単純な違いを出すためには、音の質、音の色を変えなければならないのです。

その音の違いを出すために鍛えるべきものは、自分の耳と、鍵盤を打鍵する指さばきです。

小さい頃から、グランドピアノを使ったレッスンで、本物の音に触れ、ピアノ演奏に必要な正しい知識を学んで行く。

小さな積み重ねが、後々に大きな花となり、実となります。

習い始めが特に肝心だと、いつも私が力説している理由も、ここにあります。

土台の基礎が悪ければ、あっという間にもろく崩れ去ってしまいます。

建て直すのは、根気もいるし、労力時間も2倍以上必要になりますよね。

そうならない為にも、是非正しいピアノの学びを、藤沢ピアノ音楽教室で気づき上げていってほしいなと思っています。

基礎を上手に積み重ねれば、その後が面白くなるほど成長していきますよ！

 

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