● 「悲愴」第二楽章を上手に弾くために①
藤沢市にある、ピアノ・リトミック教室の藤沢ピアノ音楽教室です。
藤沢ピアノ音楽教室には大人のピアノの生徒さんもいらっしゃいますが、そんな大人のピアノレスナーに人気の曲の一つ。
それが、ベートーヴェンの「悲愴」第二楽章。
「悲愴」第一楽章と違って、第2楽章はうっとりとした優しいメローディーで始まりますね。
変イ長調が、この曲のポイントです。
悲愴の全楽章を通して演奏する時は、必ずこの変イ長調の曲趣を理解して演奏しなければいけません。
♭4つの調性に、ベートーヴェンはどんな想いを込めたのか。
ベートーヴェンよりも以前の音楽家の時代から、調性には深い意味付け与えて、彼らは曲を作曲しています。
どんな気持ちで作曲家はこの曲を作ったのか。
是非、想いを張り巡らせて楽譜を読んでいきましょう!
楽譜には、実に多くの情報が込められています。
スラーや強弱記号だけではなく、メロディーと伴奏の組み合わせからなる響きにも、沢山の意味が込められています。
「譜読みをする」
という意味は、本当は
「楽譜を読み解く」
という事でもあるんですね。
音大受験生は、ここをしっかりと捉えなければなりません。
では、この冒頭部分をどう読み解くのか。
こんな風に印をつけてみました!
「悲愴」第二楽章の冒頭部分は、この3つの丸で囲んだフレーズから構成されているのですが、
なんと!
3つの部分に分かれていたのですね!
ここに、ベートーヴェンの息遣いがあるのです。
【Adagio cantabile】
意味:「ゆるやかに 歌うように」
この部分を、スラーの切れ目で息継ぎをして、歌ってみて下さい。
何か感情が湧いてきませんか?
その感情の裏付けは、楽譜にしっかりと書いてあります。
その秘密を、次回に書いてみたいと思いますね。
楽譜を深く読み解くと、演奏する楽しさは倍以上に膨らみますよ♪
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