●「悲愴」第二楽章を上手に弾くために③
藤沢市にある、ピアノ・リトミック教室の藤沢ピアノ音楽教室です。
今回は、前回に引き続き、ベートーヴェンの「悲愴」第二楽章の冒頭部分の後半をご説明してみたいと思います。
今回の着眼点は4つですよ。
ベートーヴェンの意を、汲んでいきましょう。
まず、この悲愴の冒頭部分のメロディーは、8小節で一つの大きな流れになっています。
これをもっと細かく見ていくと、前半4小節、後半4小節に分かれるわけですが、どうして4小節目で前半と後半が分かれている感じがするのか。
それは、4小節目の頭の部分がAsDurのV度の和音、ドミナントで半終始していることにあります。
メロディーが、ここで一息ついている感じがしませんか?
ここで流れが終わった、という感じはしませんが、ホッと落ち着く、区切りを感じる様な響きになっていると思います。
これが、半終始です。
この事を汲んで演奏しないと、音楽的表現から逸れてしまうんですね。
実際にピアノを弾いていご説明していますので、↓ご覧になってみて下さい。
音の響き、和声から演奏を解釈する事がよくあります。
ベートーヴェンなどの時代では、和声学の知識が沢山曲の中に盛り込まれています。
これを、しっかりと解釈して、演奏表現に反映させる。
これがやはり、とても大切なことだと感じます。
「楽譜を読み取る」
本当の意味では記譜上には書いていない、こういった事も解釈していかないといけないんですね。
勉強しないと、独学では出来ないと思いますので、是非先生に教えて頂いてくださいね。
知識が広がると、演奏は変わりますよ。
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